7年前に前会社在職中に制作した奈良市観光協会さまのポスターが、昨年末に再び再ブレイクしていたようです。 バズるのはこれで2回目ですが、1回目よりもさらに多い「18万いいね」をいただきました。 SNSなので炎上の恐れもありますが、みなさんにこのように好意的に受け止めていただけるのは、企画・制作者として本当にうれしいです。 このコピーと鹿のビジュアルは私が考案しましたが、ビートルズのジャケットのように横断歩道を歩く鹿を提案したデザイナーさまのビジュアルも受けたようです。 これはプロポーザル案件で、インバウンドも見据えた3連貼りポスターの提案でした。 お題は「観光誘致」でしたが、奈良県が意外にも宿泊客数がワーストワンだと知り、観光活性化には「宿泊」が重要と考え、このコンセプトを企画しました。 プロポーザルで競合もいるので、インパクトも重要だったので「泊まれ」という思い切ったコピーにしました。 予算が少なく撮影もできず、デザイナーがスマホで撮影した写真に横断歩道を合成。 画質の悪さを誤魔化すのと、当時、外国人がInstagram好きだったので、インスタっぽい画像にしました。奈良の鹿が外国人に大人気で「アイビーロード」をと評判だったこともあり、このビジュアルはいいね!と・・・ 入札時には、ポスター選定委員会の方がおられ、奈良の著名なクリエイティブディレクター様が「どれもいまいちだったけど、唯一、これが面白かった」とのこと。選んでいただいたことに感謝しています。(この方がおられなかったら落選していたかもしれません) コロナでインバウンドも衰退し、観光は大きなダメージを受けていますが、早くコロナが収束して、観光が元気になり、このポスターを見て宿泊客がふえてくれることをお祈りします。 (以下、 ヤフーニュースより抜粋) 「伝えたいことがストレートすぎて好き」というメッセージとともに、ツイッターに投稿された奈良市観光協会のポスター。 「奈良に泊まれ!」と強く訴えるデザインには、偶然見かけた一般の方が3日に投稿してから1週間で18万件を超える“いいね”が集まりました。 しかしこのポスター、実のところSNS上で“バズった”のは今回が2度目。 「最初の制作は平成28年度で、500枚を印刷しました。その当時は大きな話題にならず、ネットで注目を集めたのは2年後の平成30年。 そこで多くのメディアや観光業界からお問い合わせを受け、追加で作成しています。一般の方からも欲しいという連絡をいただいていたのですが、残念ながら完全に告知用途なんです」 そして令和3年の今年、予期せぬ2度目のブレイク。 (バズったTwitter)↓